【社説】「ドローン」に突破された米防空網…韓国軍は対応策を再点検するべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.03.06 15:02
米国・イラン戦争は現代戦のパラダイムが根本的に変わったことを見せている。世界最強の軍事力を誇る米軍さえも最も致命的な脅威として先端ミサイルでなく「低価型ドローン」を挙げた。イランは低価型自爆ドローンを大量投入して高価な防空網を無力化する「費用非対称戦略」で米軍に対抗している。米国防総省は最近、米議会でのブリーフィングで「イランのドローンは低高度で不規則な経路と低速で飛行する特性のため従来の防空体系ではすべての攻撃を完ぺきに遮断することはできなかった」と認めた。ドローン1機を防ぐために数十倍の費用の迎撃武器を消耗する「矛と盾」の逆説はもう戦場の現実となっている。
こうした戦場の変化は韓半島(朝鮮半島)の安保にも直接的な警告となる。北朝鮮は韓米に劣勢な通常戦力を補完するため早くからドローン戦力を強化してきた。特にウクライナ戦争参戦を通じてドローン戦術と技術を蓄積した可能性が高い。先月は「セッピョル4型」「セッピョル9型」など新型無人機を公開して戦力を誇示した。さらに金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が4日に視察した5000トン級駆逐艦の艦対地戦略巡航ミサイル発射は空中のドローンと海上の戦略武器が結合した複合挑発の序幕を予告している。