【社説】中東戦争が揺さぶる韓国の金融市場、実体経済への移転防がねば
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.03.05 12:03
米国とイランの戦争の飛び火が韓国経済を直撃している。きのう韓国総合株価指数(KOSPI)は取引を一時停止するサイドカーの発動にも12%以上急落した。2日間の累積では20%近い大幅な急落だ。前日夜にニューヨーク金融市場で取引された為替相場は17年ぶりに1ドル=1500ウォンを突破するウォン安に振れた。ソウルのガソリン平均価格は1リットル当たり1800ウォンを超えた。戦争がイランの決死抗戦で激化すれば韓国は身動きもできずにドル高・原油高・高物価の「3高」の非常状況に閉じ込められることになる。3高拡散を防ぐための対策が急がれる。
ホルムズ海峡封鎖危機は韓国経済を窮地に追いやっている。イランはタンカー10隻が燃えたと主張し、これに対し米海軍がタンカーを護衛するという見方が出てくるほど事態は悪化している。韓国の船舶26隻も現在ホルムズ海峡で足止めされている。原油消費量世界7位水準である韓国はエネルギーの90%以上を輸入に依存する。輸入原油の70.7%、LNGの20.4%がホルムズ海峡を通過する。韓国の原油備蓄量は6カ月分に達するが、ホルムズ海峡が閉ざされると在庫は近く底をつくことになる。