世界の“エネルギー動脈”を封鎖、4年前の「ガスショック」再来を狙うイラン(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.03.04 06:48
米国・イスラエルに全面報復を公言したイランの矛先が、中東各地の石油・ガス施設に向けられている。戦争は武力衝突から世界のエネルギー安全保障危機へと拡大した。世界経済の不確実性も高まっている。3日の韓国総合株価指数(KOSPI)は前日比452.22ポイント(7.24%)下落の5791.91で取引を終えるなど、アジア主要株式市場が大きく下落した。この日の下げ幅は過去最大となった。
ブルームバーグは3日(現地時間)、「中東の中核エネルギー資産(Key Energy Assets)が攻撃を受けている」と報じた。中核エネルギー資産とは、サウジアラビアやカタールなど中東を代表する産油国のエネルギーインフラを指す。サウジ国防省のトゥルキ・アルマリキ報道官は2日午前、東部沿岸ラスタヌラ(Ras Tanura)の製油施設を攻撃しようとしたドローン2機(イランの攻撃とみられる)を撃墜したと明らかにした。ドローンの残骸が落下して火災が発生し、一部施設は稼働を中断した。ここには1日50万バレルの原油を処理できる中東最大規模のアラムコの製油所がある。ここが打撃を受ければ、アジア・欧州向け原油の船積みに即座に支障が生じる。