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150億ドル、100億ドル、50億ドル…気に入らない相手に巨額訴訟で圧力をかけるトランプ氏

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.16 11:26
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「完全な負け犬のトレバー・ノアは事実を正すべきだ。哀れで才能もない愚かな司会者を相手に、弁護士を差し向けて訴訟を起こさなければならない」。

2日(現地時間)、ドナルド・トランプ米大統領はソーシャルメディアのトゥルース・ソーシャルを通じ、前日に開かれた第68回グラミー賞授賞式で性犯罪者ジェフリー・エプスタインとの自身の関係を題材にジョークをとばしたノアに対し、このように警告した。トランプ大統領は「ノアが私とビル・クリントン元大統領がエプスタイン所有の島で時間を過ごしたと発言したが、これは事実ではない」と述べた。その上で「巨額の損害賠償を請求する」とし、「覚悟しろ」と付け加えた。

 
ノアが授賞式の進行中に「エプスタインの島が消えたので、トランプ大統領はクリントン元大統領と一緒に過ごすための新しい島が必要になった」と発言したことに激怒した。エプスタインは米領バージン諸島にある自身所有の島で性犯罪を犯したなどの疑惑を受けている。

自分に批判的または不利な問題を提起する相手に訴訟で圧力をかけることが多いトランプ大統領が、再び「訴訟」カードを切っている。

これに先立つ先月22日、トランプ大統領は米最大の銀行JPモルガン・チェースと、「ウォール街の皇帝」と呼ばれるジェイミー・ダイモン会長を相手取り、50億ドル(約7650億円)に達する訴訟を提起した。2021年1月6日、自身の支持者が米連邦議会議事堂を襲撃した事件以降、同銀行が政治的理由で自身との取引を中断したと主張している。

昨年12月15日には、自身の演説を意図的に歪曲して報道したとの疑いを示して、英BBCを相手に訴訟を起こした。100億ドル規模の損害賠償請求で、名誉毀損と州公正取引法違反についてそれぞれ50億ドルを請求している。英BBCは昨年末、2024年の米大統領選期間にトランプ大統領に不利な報道を続けた事例を列挙した内部告発報告書がメディアを通じて報じられ、論争を呼んだ。

メディアを相手にした訴訟が特に多いのが特徴だ。トランプ大統領は昨年7月と9月、自身に不利な内容のフェイクニュースを流したとして、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とニューヨーク・タイムズ(NYT)を相手に巨額の訴訟を起こした。WSJに100億ドル、NYTに150億ドル規模だ。これについてトランプ大統領側は「悪意ある虚偽報道で名誉を深刻に傷つけられた」と主張した。

メレディス・コピット・レビアンNYT最高経営責任者(CEO)は「トランプ氏の訴訟提起は法的な根拠がなく、独立したジャーナリズムを脅して屈服させようとする反メディア的な手法だ」とし、「圧力に屈しない」と述べた。

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    2026.02.16 11:26
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    司会者のトレバー・ノアが1日(現地時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスで開かれた第68回グラミー賞授賞式で発言している。[ロイター=聯合ニュース]
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