【グローバルフォーカス】トランプ時代だが「安保プランB」は代案でない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.05 15:25
1月、トランプ米大統領は同盟国を対象に前代未聞の挑発を敢行した。ベネズエラの強権統治者ニコラス・マドゥロ大統領を逮捕し、NATO(北大西洋条約機構)同盟国のデンマークにグリーンランドを譲り渡せとして軍事オプションまで考慮する可能性があることを暗示した。米国内ではミネソタで平和デモを行っていた市民2人が移民税関執行局(ICE)要員に殺害された。またICEはイタリア冬季オリンピック(五輪)を監視するとして要員を派遣した。欧州の反トランプデモはミネソタのデモほど激烈だった。
欧州同盟国の怒りは臨界値に達した。世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でカナダのカーニー首相は強大国の威圧を批判して起立拍手を受けた。カーニー首相はいつの間にかトランプ大統領を中国の習近平国家主席と同一視し、カナダのような中堅国が結束するべきだと主張した。バイデン政権出身の2人の国家安保専門家もフォーリン・アフェアーズ1月号で似た発言をしたが、状況がさらに悪化する可能性があるため同盟国はもう米国を除いた「安保プランB」を考慮するべきだと強弁した。