韓国、母親になると52%がキャリアを断念…この不安が「非出産の信念」を生んだ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.05 13:30
保育士として働いていたソンさん(30)は2023年に仕事を辞めた。妊娠を準備する過程で健康に問題が生じ、出産後の育児を担うには他に方法がないと判断したからだ。ソンさんは「使命感を持って続けていた仕事だったが、健康と育児を優先せざるを得ず退職を決めた」とし、「以前より制度も増え、仕事と家庭の両立がある程度可能になると思っていたのに、夫でさえ育児休業を取るのに会社の顔色をうかがわなければならないのを見て、現実とのギャップに落胆した」とため息をついた。
人口の多いベビーブームエコー(echo)世代(1990年代前半~中盤生まれ)の女性を中心に積極的な「出産選択」の流れが生まれ、出生率も回復しているが、これを安定した上昇軌道に乗せるには依然として越えるべき壁が多いとの指摘が出ている。「仕事と家庭の両立」を支える制度基盤や職場の理解が依然として十分でなく、職場や地域による格差も大きいからだ。