【コラム】韓国が米国の国防戦略で見落としていた真実
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.02 17:20
米トランプ政権の国防戦略(NDS)は安全保障のアプローチ原則を「ユートピア的理想主義ではなく実用的現実主義」と規定した。目標は「米国人の安全保障、自由そして繁栄」だ。こうした目標の下にトランプ大統領はインド太平洋地域を安全保障の「重要地域」と分類した。一言で「安全保障は当事者が処理せよ」という基調の中でそれなりに韓国が属するアジアの安全保障を捨てなかった点に安心する気流もある。
しかしトランプ大統領はなぜこの地域が重要だとしたのだろうか。NDSは「インド太平洋地域が近く世界経済の半分以上を占めることになるため」という明確な理由をつけた。その上で「遠く感じられるかもしれないが世界最大の市場に対する米国のアクセス性維持は重要だ」と強調した。インド太平洋が「金」になるのでアジアの安全保障を守らなければならないという論理だ。これは米国の伝統的同盟である欧州に対する記述でより明確になる。NDSは欧州に対し「世界経済で占める割合が小さくなっている。欧州に関与はするが、米国本土防衛と中国抑止を優先しなければならない」と指摘した。これにより「欧州の平和確保と維持は欧州の責任」と結論を出した。