【社説】北朝鮮が無人機浸透を主張…韓国政府は巻き込まれず冷静な対応を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.01.12 16:02
北朝鮮軍が9日、北朝鮮地域に浸透した無人機を強制墜落させ、出発地は韓国だと主張した。金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長は「重大な主権侵害挑発」と規定し、「代償について悩まなければいけない」と脅迫的な発言もした。これに対し韓国軍当局は該当機種を保有していないとし、「民間領域での無人機運用の可能性」を調査すると明らかにした。李在明(イ・ジェミョン)大統領も「迅速かつ厳正な捜査」を指示した。
対北朝鮮無人機は尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領時代に北朝鮮の挑発を誘導するために送ったという調査結果が出た事実もあるだけに、慎重に接近する必要がある。下手をするとおかしな方向に事件が流れるおそれがあるからだ。それだけに韓国安保当局がやるべきことのうち最も重要なことは北朝鮮の意図を把握することだ。北朝鮮の発表によると2回の「浸透」があったが、昨年9月には黙っていながらなぜ今になって公開するのか疑問だ。そうでないことを望むが、仮に南北関係の緊張を高めて対南挑発のための名分を得るという狙いがあるのなら、安保当局は断固対応しなければいけない。同時に北朝鮮が李在明政権の意中を探ろうという戦術を展開した可能性も開いておきながら注視する必要がある。