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量子技術で米国に追いつこうとする中国…世界初の携帯型量子通信装置を開発

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.12.10 14:38
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中国軍が世界で初めて携帯型量子通信装置を開発したと、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が9日、報じた。

SCMPによると、中国人民解放軍情報支援部隊は最近、重さ3キロの小型量子通信装置を利用し、数十キロ離れた地点から発信された無線信号を正常に受信することに成功した。情報支援部隊の関係者は「今回の実験成功によって、全ての部隊に新たな通信手段が提供されることになる」と述べた。

 
量子通信は、光の粒子(光子)を使って情報をやり取りする技術だ。途中でハッキングや盗聴を試みると量子状態が変化し、情報が破壊される。そのため、非常に強力なセキュリティ性が利点である。SCMPによると、新しい通信装置は従来のアンテナよりはるかに小型でありながら、同じ水準の信号強度を捉えることができた。兵士1人が単独で持ち運べる重さだ。

このように機動性が優れているため、山岳・峡谷など障害物の多い地域で通信手段として有用に使用することができるというのが中国軍の判断だ。中国軍は草原地域や沿岸前線で同装置を試験運用する予定だという。

中国は国防分野で米国との格差を縮めるため、量子技術の研究に莫大な資源を投じている。中国は今年10月には、ステルス戦闘機を探知できる世界初の「超低雑音単一光子検出器」を開発したと主張した。人民解放軍情報支援部隊の関係者は「通信・コンピューティング・探知分野の量子理論に基づく装備が、実験室から実戦段階へ段階的に移行している」と語った。

米国も中国の量子技術の発展を牽制(けんせい)し始めた。先月、米国議会傘下の米中経済・安全保障調査委員会(USCC)は、報告書で「中国が量子通信分野を主導しており、量子コンピューティングと感知の分野でも急速な進展を遂げている」と指摘した。さらに、中国が人民解放軍、国家研究所、防衛関連企業間の調達体系を緊密に統合することで、量子技術の軍事的応用速度が加速していると分析した。報告書は「中国の量子技術の追求は、自国の国家安全保障目標と密接に一致している」と付け加えた。

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    2025.12.10 14:38
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    2021年、ロシアとの合同訓練当時の中国軍指揮統制室。中国国防部
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