【社説】「三権分立消えるだろう」という韓国裁判所の警告(1)
中央SUNDAY/中央日報日本語版2025.12.07 10:15
韓国与党「共に民主党」が3日夜に国会法制司法委員会で内乱専従裁判所設置法案と法歪曲罪を新設する刑法改正案を通過させた。両法案は単純な政治争点を超え司法の独立と存在理由を揺るがしかねない事案だ。
5日に開かれた全国法院長会議でもこの問題が議論された。法院長らは会議後に報道資料を出し「裁判の中立性と公正な裁判を受ける権利を本質的に侵害し違憲性が大きい。これによって裁判遅延などの混乱がもたらされる恐れがあり深刻な懸念を表明する」との立場を明らかにした。法院行政処の千大燁(チョン・デヨプ)処長(最高裁判事)は3日の国会法政司法委で「87年憲法下で享受してきた三権分立、司法府独立が歴史の裏側に消えかねない」と警告した。千処長は「特定の個人や事件を対象にする処分的法律が原則的に許容されないように処分的裁判所構成も許容されないというのが先進司法の基本原則」と強調した。内乱事件だけ担当する裁判所を政権が設計し人選に介入する構造はこの原則に正面から逆らう。