【社説】韓国、財政危険の警告にも議員が地元向け予算ねじ込んだ728兆ウォンの拡張財政
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.12.04 13:06
韓国与野党が728兆ウォン(約76兆8768億円)規模の来年度予算案を合意処理し、5年ぶりに予算案処理の法定期間が守られたという評価が出ている。激しい対立ばかり続けてきた与野党が協力する姿を見せた点は肯定的だが、予算の増減内容を見れば国民の財政を国会に安心して任せられるのか疑問を感じる。
与野党が比較的順調に合意に至った背景には、議員らの地元向け予算ねじ込みが作用したと指摘される。民主党の文振碩(ムン・ジンソク)、金炳基(キム・ビョンギ)、李素永(イ・ソヨン)議員、「国民の力」の宋彦錫(ソン・オンソク)、劉相凡(ユ・サンボム)、朴亨修(パク・ヒョンス)議員らベテラン議員が最小数億ウォンから最大125億ウォンの地元向け予算を取りまとめた。合意直前に急に増額するのもいつものやり方だ。国家的課題に対する検討は後回しにされ、交渉の裏で地元利益を優先することが予算交渉の触媒として作動する陰湿な慣行が今年も繰り返されたのだ。