安全靴を履いて走る“浪漫ランナー” 韓国アマチュア界に彗星のごとく登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.11.26 10:24
毎日早朝、重い安全靴を履き、安全帽と水筒の入ったバッグを背負ったまま建設現場に向かって走った。退勤時も同じだった。往復8キロを“練習”だと考えて走った。こうして鍛えた体力で、全国各地のマラソン大会で1位を次々と総なめにした。最近、オンラインコミュニティなどで“浪漫ランナー”と呼ばれ、アマチュアマラソン界に彗星のように登場したシム・ジンソクさん(29)の物語だ。
シムさんはプロのマラソン選手ではない。本業は、建設現場で足場(高所で作業できるよう一時的に組む構造物)を設置・解体する足場職人だ。しかし今年3月から一度も休むことなくマラソン大会に参加し、27大会連続優勝、フルコース(42.195km)では2時間31分15秒という記録を残した。マラソン愛好家の間で“サブ3(3時間以内のフル完走)”が夢とされている点を考えると、注目すべき成果だ。