【社説】東北アジアの緊張が高まるなか…韓中・韓日が戦略的コミュニケーションを強化すべきだ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.11.19 07:53
慶州(キョンジュ)アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議以降、東北アジア情勢が穏やかではない。米中対立はトランプ政権発足後初の首脳会談によって辛うじて収拾されたものの、今回は中日間の対立が浮上した。高市早苗首相が台湾有事における集団的自衛権行使に言及した発言で引き起こされた今回の対立は、2012年の日本による尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化当時の対立を上回る様相を呈している。
今回の中日対立は突発的なものではない。米中戦略競争構図の中で結びつきを強めた朝中ロに対抗し、韓米日協力が強化されたことの反作用と見るべきだ。ドナルド・トランプ米大統領は、韓国の原子力推進潜水艦導入を電撃的に承認し、平和目的での使用済み核燃料の再処理およびウラン濃縮権限の拡大にも同意した。これは東北アジアの安全保障構図を変え得るという点で、中国と北朝鮮の反発が予想される案件だ。そこへ高市首相の台湾関連発言が重なり、中国にとっては“泣きっ面に蜂”の形となった。韓国が中日対立を不安げに見守らざるを得ない理由だ。