【社説】大規模対米投資、韓国企業の機会拡大につなげなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.11.17 17:57
韓米関税交渉妥結で具体的投資条件を盛り込んだファクトシートが確定し、産業空洞化対策が新たな課題に浮上した。米国が提示したエネルギー、電力網、先端製造中心の大規模投資構想が韓国企業に機会になるよう後続交渉で万全を期さなければならない。韓国はすでに生産基地海外移転が増えたため投資履行が本格化すれば産業空洞化の懸念がさらに大きくなる。きのう李在明(イ・ジェミョン)大統領が7大グループオーナーと会い対米投資計画の後続対策を協議したが、対米投資実行に劣らず産業空洞化防止策策定に政府と企業が力を注がなければならない時だ。
産業空洞化の懸念は決して誇張ではない。韓国は2023年に初めて米国の最大投資国になり、韓国企業が約定した現地での新設・増設規模だけ215億ドルに達する。ここに2000億ドルの対米現金投資と米国の造船業再建(MASGA)プロジェクトを加え3500億ドル規模の対米投資パッケージが新規に進められる。この過程で国内生産と研究開発基盤と関連しないまま工場と雇用だけ海外に移動する構造が定着すれば製造業弱体化と産業空洞化につながるのは火を見るより明らかだ。