「早く救出してあげなければならないのに」 蔚山火力発電所4・6号機が解体準備へ…一部では「証拠消失」懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.11.11 07:37
10日午前7時30分ごろ、蔚山市南区(ウルサンシ・ナムグ)の蔚山火力発電所前道路。大型クレーンのブーム(クレーンのアーム)、車輪、バランスウェイトなどを積んだトレーラー十数台が、発電所へ入るために列に並んでいた。これらの機材は発電所内で組み立てられ、救助作業に使用される。警察が周辺を統制する中、切断用のガス燃料となる水素・窒素のボンベを積んだトラックも次々と発電所内へ入っていった。あるトレーラーの運転手は「中の人たち(生き埋めになった人たち)はどうなったんですか」と聞き、「早く引き出して(救出して)あげなければならないのに…」と残念そうに語った。
蔚山火力発電所のボイラータワー(5号機)倒壊事故現場で、4・6号機の解体に向けた準備作業が10日、本格的に始まった。中央事故収拾本部はこの日午後のブリーフィングで、「(今週中に)4・6号機の発破・解体を完了すれば、埋没者の捜索のため5号機の残骸を取り除く作業に直ちに入る」と明らかにした。6日に発生したボイラータワー5号機の崩壊事故では7人が生き埋めとなり、そのうち3人の遺体が収容された。しかし残る4人はまだ瓦礫の中にいる。彼らを救出するための作業は、追加の倒壊の恐れがあるため遅れている。倒壊した5号機の隣にある4・6号機が解体されれば、クレーンなどの重機を投入でき、埋没者の捜索・救助作業がより円滑になるものとみられる。