200億ドルが負担に、関税妥結にも力出ないウォン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.11.04 08:46
今年のウォン相場が年平均基準で初めて1ドル=1400ウォン台入りを目前にしている。年初から先月末まで10カ月間の平均相場は昼の取引終値基準1ドル=1413.40ウォンとなった。昨年の年平均ウォン相場1364.40ウォンと比較すると49ウォンのウォン安となる。
トランプリスクの影響だ。今年初めにトランプ米大統領の就任後一進一退する関税政策にウォン相場は4月に1ドル=1480ウォン台まで急落したが、5月に入ると1300ウォン台後半で安定傾向を維持した。だが関税対立再点火により先月23日の取引時間中には1440ウォン水準まで下落した。その後米国との関税交渉が劇的に妥結し先月末には1426.50ウォンまで上昇したが、上昇の兆しは明確でない。11月初日にもウォン相場は昼の取引で前営業日より4.40ウォン下落の1428.80ウォンを記録した。