【コラム】「限韓令」解除への期待を高めた習近平訪韓
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.11.03 15:25
ついに中国の習近平国家主席が韓国を訪れ、そして帰っていった。2014年の訪韓以来、実に11年ぶりのことだ。その間、韓国社会は習主席の訪韓を切望していた。なぜか。それは、THAAD(高高度防衛ミサイルシステム)に対する報復が解除されることを願っていたからだ。
もちろん中国は「報復」という言葉そのものを使わない。中国式表現によれば「対応」であり、韓国が言うような報復措置を取ったことはないと主張する。しかし、それを素直に信じる人などいない。現実にその「報復」は存在しているからだ。