韓国野党も「APECは成功的」…トランプ氏と習近平氏を笑顔にした李大統領の実用外交、その課題は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.11.03 10:43
韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が就任後最大の外交舞台となった「首脳会談スーパーウィーク」を締めくくった。10月27日の韓・カンボジア首脳会談で始まり11月2日の韓・シンガポール首脳会談で終わるまで、1週間で二国間会談だけで10回も開催した。米国・中国・日本のほか、カナダやオーストラリアなど、戦略的に重要な国々との首脳会談が相次ぎ、韓国政界では李大統領の「外交試験台」と呼ばれていた。
与党の評価はおおむね肯定的だ。政権発足以来、最大の難題だった韓米関税交渉が妥結し、トランプ大統領との2度目の首脳会談も友好的な雰囲気の中で終わった。共に民主党関係者は「保守政府でさえ切り出すのが難しかった原子力潜水艦燃料の要請を行い、トランプ大統領の口頭承認まで得た」とし「野党の一部が『親中反米』というレッテルを貼ろうとしたが、韓米同盟に忠実であることが証明された」と主張した。