【社説】高市新首相、韓日の未来志向的な協力を継承するべき
ⓒ 中央日報日本語版2025.10.22 11:53
高市早苗自民党総裁が昨日(21日)、日本の第104代首相に選出された。日本が1885年に議院内閣制を導入して以降、初めての女性首相だ。高市氏は4日の総裁選挙で勝利したが、協力関係を26年間維持してきた公明党が連合政権からの離脱を宣言し、危機を迎えた。その後、野党の日本維新の会と手を握って新連立政権を発足させ、この日、首相に就任した。
高市氏は円安と財政拡張に代弁される「アベノミクス」を継承する点、外交・安保政策では「強い日本」を主張してきた。高市氏はその間、靖国神社を定期的に参拝し、独島(ドクト、日本名・竹島)は日本の領土と主張するなど歴史問題において強硬右翼性向を見せてきた。従来の連立パートナーの公明党が自民党の保守化を緩和する役割をしたのとは違い、日本維新の会は日本の政党の中で最も右翼性向を帯びているだけに高市内閣の右傾化が懸念される。