中国資金で建設されたインドネシアの高速鉄道…走る「利息爆弾」に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.14 15:04
中国資本で建設されたインドネシアの高速鉄道が、開通からわずか2年で深刻な赤字に直面し、インドネシア政府が中国側と債務再編交渉に入ったと、13日付の日本経済新聞が報じた。
2023年10月に開通したインドネシアの高速鉄道「Whoosh(ウーシュ)」は、中国が東南アジア地域で初めて完成させた高速鉄道だ。首都ジャカルタと第3の都市バンドンを結ぶ全長140キロの区間を、最高時速350キロで走行する。ウーシュの開通により、自動車で3時間かかっていた距離の移動時間が40分に大幅短縮された。運営会社であるインドネシア中国高速鉄道社(KCIC)の持ち株比率は、国営鉄道会社(KAI)などインドネシア国営企業連合と中国系企業が6対4の割合で分け合っている。日本もこのインドネシア高速鉄道建設に関心を示していたが、インドネシア政府は事業費全額の融資を提案した中国を選んだ。