<創刊企画「大韓民国トリガー60」㊴>ゼロから築いた造船強国…経済・安保・技術「3角艦隊」発進(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.13 14:40
韓国が開発した「1ドック多船舶建造」はスピードを高めた。ドックとは造船所の船舶建造・修理施設だ。当時は一つのドックで船舶1隻を建造するのが常識だった。しかし韓国は小さな船の場合、一つの大きなドックで数隻を同時に建造した。船舶の組立単位「ブロック」を大型化するなど他の面でも革新を起こした。特有の勤勉性に創意的な頭脳が加わって韓国造船産業を世界1位にしたのだ。さらにLNG運搬船と超大型海洋プラントのような新技術が加わり、韓国は2010年代まで世界造船1位を疾走した。造船に必要な機械・電気・電子など関連産業までが躍進した。
軍艦の建造もゼロから始まった。「アジア国家は自ら安保の責任を負うべき」というニクソン・ドクトリン(69年)が発表された後、韓国政府は自主国防を前面に出した。しかし小銃も作れなかった時代に軍艦建造技術があるはずはなかった。潜水艦を輸入し、その企業に研修に行く形で技術を一つずつ築いていった。そのようにして1番潜水艦の1300トン級「張保皐(チャン・ボゴ)」を輸入しただけで、2番艦からは自ら建造した。今はもう最先端イージス艦までを迅速に建造できる国になった。