<創刊企画「大韓民国トリガー60」㊴>ゼロから築いた造船強国…経済・安保・技術「3角艦隊」発進(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.13 14:39
#1.1965年5月、米ニューヨーク。現地を国賓訪問中だった朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領が申東植(シン・ドンシク)米国船級協会検査官(現韓国海事技術会長)に会った。5・16軍事政変の直後、大韓造船公使技術顧問を務めた申検査官は当時、米国で各種船舶と海洋施設が技術条件などに合うかどうかを確認して認証する仕事をしていた。朴大統領が言った。「わが国は3面が海だが、船を建造するべきではないか」。重化学工業育成策の一環として造船産業を始める計画を抱きながら話したのだ。申検査官はすぐに帰国して青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)経済第2首席秘書官となり、造船工業発展計画に着手した。
#2.33年が経過した1998年6月、慶尚南道巨済市(コジェシ)玉浦(オクポ)造船所。米トランプグループのドナルド・トランプ会長が叫んだ。「あれはいったい何だ(What the hell is that)?」。世界で最も大きい、高さ103メートルの巨大クレーンを見ながらだ。トランプ会長は大宇グループの招待で訪韓し、大宇の主要事業場を視察していた。クレーンに上がって船舶建造の過程を見ながらも感嘆した。「アメイジンズ(Amazing)!」「ワンダフル(Wonderful)!」。その日、韓国の造船産業はトランプ大統領の頭の中に忘れられない記憶を刻んだ。