「暗記は苦手」…韓国最年少の国際数学五輪・金メダル女子中学生、成功の秘訣とは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.07 10:25
9月13日、ソウル上岩洞(サンアムドン)の中央日報社屋を訪れた淑明(スンミョン)女子中学2年のユン・ヘウォンさん(14)は、自分の身長ほどの大きなホワイトボードに、迷いなく数式を書き続けた。ホワイトボードはあっという間に数式と図形で埋め尽くされた。彼女がひざまずきながら解いていた問題は、7月にオーストラリアで開かれた第66回国際数学オリンピック(IMO)で出題されたものだ。
ユンさんは今回のIMOに出場した韓国代表の中で唯一の中学生だ。中学生の代表は20年ぶりとなる。ユンさんは全6問のうち5問で満点を取り、合計35点を獲得した。すべてソウル科学高校の在校生である他の3人の出場者とともに金メダルを手にした。韓国史上最年少のIMO金メダリストだ。ユンさんの首にはもう1つのメダルがかけられた。大陸ごとに最も高い点数を取った女性参加者に贈られる「ミルザハニ賞」だ。