韓国裁判所、開天節デモ「嫌中」制限の効力を停止…「暴力・脅迫を許すという意味ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.03 08:45
韓国では、10月3日開天節(建国記念日)を目前に控え、警察が保守団体の集会で「嫌中」スローガンの使用を制限した措置に、裁判所がブレーキをかけた。ただし裁判所は、今回の決定が言語的・身体的暴力や脅迫を許容する意味ではないと線を引いた。
ソウル行政裁判所行政第12部(部長判事カン・ジェウォン)は2日、保守団体「自由大学」がソウル警察庁長に対して起こした屋外集会禁止通告処分取消訴訟において、本案判決前まで執行を止めてほしいとして出した執行停止申請を認めた。