初めて見た3549.21…韓国GWを前にKOSPIが3500突破
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.03 07:10
韓国最大の名節「秋夕(チュソク、中秋)」のゴールデンウィークを前に、韓国総合株価指数(KOSPI)が史上初めて3500を突破して新たな歴史を刻んだ。10月2日、韓国取引所によると、この日のKOSPIは前日比2.7%上昇した3549.21で取引を終えた。今年6月20日に3年6カ月ぶりに3000台を、7月14日に3200台を突破したのに続き、3500台まで一気に駆け上がった結果だ。李在明(イ・ジェミョン)大統領はこの日、竜山(ヨンサン)大統領執務室で主宰した首席補佐官会議で「今日、KOSPIが史上初めて3500を突破した」とし「この傾向自体はそう簡単には変わらないだろう」と語った。この日、時価総額1位のサムスン電子と2位のハイニックスは一斉に急騰を見せ、それぞれ場中に「9万電子」と「40万ニックス」を記録した。その後、上昇勢いはやや和らぎ、サムスン電子は8万9000ウォン、SKハイニックスは39万5500ウォンでそれぞれ取引を終えた。
外国人投資家はこの日、半導体を中心に有価証券市場で純買い越し3兆1260億ウォン(約3270億円)を記録した。前日、OpenAI(オープンAI)のサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)がサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長と会い、OpenAIの「スターゲート」プロジェクトにおける高性能メモリー半導体協力に関する意向書を交わしたことが直接の契機となった。これに伴い、サムスン電子とSKハイニックスは高帯域幅メモリー(HBM)の生産量を現在の2倍以上に増やしてOpenAIに供給する。さらに李大統領がアルトマン氏と会い、AI投資財源の確保に関連して「金融と産業の分離規制を緩和する方策も検討できる」と述べたことが投資心理に肯定的な影響を及ぼした。