【社説】韓国国家電算網マヒにまたも広がる「責任の押し付け合い」という政界の持病
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.09.30 11:56
韓国の国家情報資源管理院の火災により発生した前例のない国家電算網マヒ事態をめぐり、政界が「責任の押し付け合い」を繰り広げている。国家的災難が起こるたびに繰り返されるこのような姿は見苦しく、もはや驚きもしない。事態の収拾は後回しにして政争に没頭する姿は、国民をうんざりさせている。
29日の共に民主党最高委員会では、今回の事態をめぐって尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権を糾弾する声があふれた。「尹政権の明白な職務放棄による事態」〔全賢姫(チョン・ヒョンヒ)〕など、発言者は一様に前政権の責任だとした。李在明(イ・ジェミョン)大統領は28日の中央災難安全対策本部会議で「国政の最高責任者として申し訳ない」と述べつつも、「驚くべきは2023年にも大規模な電算網障害で大きな被害が発生したが、今回の火災も様相が非常に似通っているとの指摘が多い」と語った。これもまた前政権に責任を転嫁するニュアンスだった。国民の力側は「責任ある謝罪ではなく、前政権のせいにする流体離脱話法」〔朴成訓(パク・ソンフン)首席報道官〕と応酬した。