【中央時評】金融の航路、中国の教訓と韓国の課題
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.09.24 12:03
今年中国のハイテク株は世界の金融市場で再び注目されている。ハンセンテック指数は年初より41%上昇し、アリババ、テンセント、バイドゥなどの大型ハイテク株は50~90%台の上昇を記録した。人工知能(AI)分野でディープシークの技術突破が転換点になり、中国政府の半導体自給化政策と大手企業のAIモデル開発が投資心理を大きく刺激した。外国人投資家もやはり低評価されたバリュエーションと成長への期待感を根拠に中国市場に復帰する流れだ。もちろん半導体自給の成果は依然として不確実で、消費萎縮と青年失業のような構造的問題が残存する。しかしわずか数年前に恒大グループ問題と地方不動産低迷で大きな苦労をした中国経済が方向を旋回している点を否定するのは難しい。
変化の分水嶺は2020年末にあった。中国人民銀行と銀行保険監督管理委員会は銀行の不動産融資偏重を抑制するため「不動産貸付集中度管理制度」を導入した。大型銀行の場合、全貸付のうち不動産貸付の割合を40%以下、個人住宅担保貸付は32.5%以下に制限した。中型銀行はそれぞれ27.5%と20%の上限を設定した。専門家らは一部中小銀行が地域の産業構造上不動産貸付への依存度が過度だと指摘し、こうした規制が金融安定に必要だと評価した。さらにはこれが中小銀行が本来の役割である実体経済・中小企業支援に戻る契機になるという分析も出てきた。