米国、日本車に先に15%関税…韓国車は25%のまま
中央SUNDAY/中央日報日本語版2025.09.06 11:08
「1カ月2100億ウォン(約223億円)、一日70億ウォン」。米国の自動車関税が15%でなく25%である場合、韓国自動車業界に生じる損失推算額だ。
トランプ米大統領が4日(現地時間)、日本産輸入品相互関税15%、自動車品目別関税15%を骨子とする米日貿易合意を公式的に履行する内容の行政命令に署名した。両国の貿易合意から44日ぶりだ。これで米国は日本産輸入品のほぼ全体に15%の関税を適用し、自動車および自動車部品に15%関税を適用する。米国はその間、日本産自動車に従来の関税2.5%に品目別関税25%を加えた27.5%の関税を課してきた。韓国は日本より8日後の7月30日に関税交渉が妥結したが、行政命令が遅れ、対米自動車輸出競争国の日本との価格競争力でひとまず遅れをとることになった。