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価格高騰する「国民の主食」…過剰生産5万トンなのに韓国政府が押し上げ「コメ価格6万ウォン」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.09.04 09:07
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コメ価格が急騰している。コメ小売価格が心理的抵抗線である20キログラム当たり6万ウォンを超えた。昨年韓国政府が相場下落を防ぐため過度に多くのコメを買い入れたことがブーメランとなって戻ってきた。

韓国農水産食品流通公社によると、3日基準でコメ20キログラムの小売価格は6万316ウォンで昨年より17.2%が上がった。過去5年平均と比べても14%高い。産地価格も高騰している。統計庁によると先月25日基準で産地コメ価格は20キログラム当たり5万4630ウォンで前年同月の4万4157ウォンより23.7%上昇した。

 
通商新米が出る前の6~9月は端境期でコメ価格が上がる時期だ。ただ今年は平年と比べ上げ幅が大きい。韓国政府はコメ価格上昇の背景に、在庫が不足する産地流通業者のコメ確保競争を挙げている。農業観測センターによると、4月末基準で2024年産米の在庫は71万2000トンで昨年より21万3000トン、平年比では6万トン少なかった。このように在庫が減ると流通業者がコメを競争的に買い取り始め、コメ価格が上がったという説明だ。

供給過剰が問題というコメの在庫がなぜ足りなくなるのか。昨年生産されたコメは358万5000トンで今年のコメ需要352万9000トンより5万6000トン多かった。コメ価格下落などが予想されると政府は価格防衛に向けコメを大量に買い入れた。政府は昨年、毎年買い入れる備蓄量36万トンに加え26万2000トンのコメを市場隔離分として買い入れた。全コメ生産量の17.3%が市場から消えた。与党「共に民主党」など政界で「コメ価格20万ウォン」の保障を強く主張した結果だ。結局現在産地コメ価格は80キログラム基準で21万8000ウォンを超えることになった。

農林畜産食品部は「昨年コメ価格が収穫期を控えて下落し政府の積極的な役割がいつになく必要だった。コメ価格を安定させるために26万トンの市場隔離を実施し、その結果コメ価格は平年水準をやや上回る水準に上昇した」と明らかにした。

8月に国会を通過した糧穀管理法改正案もコメ価格上昇に影響を及ぼした。糧穀法はコメ過剰生産で価格が下落する場合に政府が義務的に買い取るなどの需給対策を立てるよう定めている。ソウル大学農経済学部の金漢鎬(キム・ハンホ)教授は「来年の糧穀法施行を控えてコメ価格が過度に下落する場合、政府の負担が大きくなりかねないだけにタイトな在庫管理が必要な状況は事実」と話した。

コメ価格が短期間に急騰すると政府は先月25日から糧穀3万トンを貸与方式で流通業者に放出することにした。コメ価格割引幅を20キログラム当たり4000~5000ウォンに拡大する案も検討している。現在の割引金額は20キログラム当たり3000ウォンだ。ただ当面のコメ価格上昇を防ぐには力不足だ。民間農業研究機関であるGS&Jインスティチュートによると、7月末の市場在庫量は21万6000トンで前年同期より46.2%、18万5000トン減少した。

GS&Jインスティチュートのカン・ヒョンジュン研究員は「政府放出量は月平均コメ食用消費量の15%に相当するもので、コメ価格上昇を若干緩和するのにとどまるだろう」と分析した。

一方、政府がコメ価格防衛に向け毎年投じる金額も少なくない。2021年~2024年に年平均31万トンの市場隔離を推進したが、関連予算だけで2兆6000億ウォンかかった。問題はこのように買い入れたコメは何年も使わずに置かれた後、アルコールや飼料用などとして買い入れ額を下回る価格で処分することになる点だ。

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    価格高騰する「国民の主食」…過剰生産5万トンなのに韓国政府が押し上げ「コメ価格6万ウォン」

    2025.09.04 09:07
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    コメ小売価格が心理的抵抗線とされる20キログラム当たり平均6万ウォンを超えた。韓国農水産食品流通公社によると、3日基準でコメ20キログラムの小売価格は6万316ウォンで昨年より17.2%が上がった。写真はこの日ソウル市内の大型マートにあるコメ売り場の様子。[写真 聯合ニュース]
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