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「北米攻略の好機」韓国バッテリーメーカー、ESSで勝負

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.09.02 15:58
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バッテリー需要の停滞が長期化するなか、韓国バッテリーメーカー(Kバッテリー)各社がエネルギー貯蔵システム(ESS)事業拡大に生死をかけている。競争的に建設してきた米国内の電気自動車(EV)バッテリー工場の一部ラインをESS用に転換し、中低価格の新製品を投入しながら米国市場の攻略にスピード戦を繰り広げている。ドナルド・トランプ政権が中国産ESS用バッテリーに高い障壁を設けるなか、Kバッテリー間の競争が激化する様相だ。

9月1日、業界によれば、LGエナジーソリューションとサムスンSDIは8日(現地時間)から4日間、米国ネバダ州ラスベガスで開かれる北米最大の再生可能エネルギー展示会「RE+ 2025」でESS用の新製品を公開する。LGエナジーソリューションは初の角形フォームファクターである「角形リン酸鉄リチウム(LFP)バッテリー」を今回の展示会で披露する。角形はパウチ型(ラミネート型)より外部衝撃に強く、安全性が高いと評価されている。LGエナジーソリューションは今年5月、米国ミシガン州ホランド工場の一部ラインをESS用に転換し、現地生産ラインも確保した。

 
同じ展示会でサムスンSDIはESS用バッテリー「サムスン・バッテリー・ボックス(SBB)」の2.0バージョンを公開する。初めてESS用にLFPを適用した。従来のニッケル・コバルト・アルミニウム(NCA)など三元系バッテリーよりも安価に生産できる。

SKオンも8月27~29日、釜山(プサン)BEXCOで開かれた「2025気候産業国際博覧会」でESS用LFPバッテリー模型を披露した。また、米国ジョージア州の単独工場「SKバッテリー・アメリカ(SKBA)」のEV用バッテリー生産ラインの一部をESS用に転換する計画だ。

業界では、グローバルESS市場において中国産角形LFPバッテリーが約90%を掌握していると見ている。ESS用バッテリーはEVとは異なり、エネルギー密度よりも安全性と価格競争力が重要だ。これまで三元系・パウチ型に集中していたKバッテリーが新製品開発に速度を上げるのはこうした理由だ。

米国が中国産バッテリーへの関税率を現在の40.9%から来年には58.4%へ引き上げようとしているなか、人工知能(AI)データセンターを中心にESS需要が拡大しており、Kバッテリーが「反射利益」を享受する可能性が大きい。また、米国がEV補助金は終了する一方でESSの税額控除は維持される。市場調査会社ブルームバーグNEF(BNEF)によれば、グローバルESS設置規模は2023年の44ギガワット時から2030年には508ギガワット時へと10倍以上拡大する見通しだ。バッテリー業界関係者は「キャズムによってバッテリー各社の業績が良くない状況のなか、いまは北米ESS市場が唯一の突破口だ」とし「現地生産拡大と高コストパフォーマンス製品の拡充で勝負に打って出る」と語った。

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    2025.09.02 15:58
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    LGエナジーソリューション(以下、LGエンソル)のミシガン工場で職員が生産工程を確認している。
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