【社説】「拙速はいけない」…韓国検察改革の速度戦にブレーキかけた首相
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.08.20 14:16
金民錫(キム・ミンソク)首相が昨日(19日)の記者懇談会で与党が強行する検察改革に速度調節を注文した。金首相は「検察改革の必要性と過去の政治検察の問題点、起訴・捜査分離方向は大統領選挙の公約にもあり、政府・与党の意志も何度か確認された」としながらも「大きな方向は決まったが、民主党と祖国革新党の間にも意見が分かれる部分が少なくない。このように重要なことは国民が見て拙速、粗雑という考えを抱かないよう念入りに進めるのがよい」と強調した。姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長も別の懇談会で「李在明(イ・ジェミョン)大統領は検察改革が何度も手直しする事案でなく、一度でまともにするべきだという認識を持っている」と伝えた。
金首相と姜秘書室長の発言は、李大統領が前日の国務会議で鄭成湖(チョン・ソンホ)法務部長官に出した指針と同じ脈絡だ。李大統領は「敏感で核心的な争点は国民に十分に内容を知らせる公論化の過程を必ず踏まなければいけない」と述べた。全党大会当時から「秋夕(チュソク、中秋、10月6日)の食膳に検察庁廃止法案を載せる」と公言してきた鄭清来(チョン・チョンレ)民主党代表の言葉とは全く異なる基調だ。鄭代表は秋夕前の処理のために9月の定期国会本会議への上程を急いだが、大統領と首相・大統領秘書室長が相次いでブレーキをかける格好となった。