【社説】李在明政権5年の国政青写真、問題は財源だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.08.14 11:44
大統領直属の国政企画諮問委員会がきのう李在明(イ・ジェミョン)政権の国政運営5カ年計画案を発表した。早期の大統領選挙実施で政権引き継ぎ委員会なく発足してから70日で今後5年間に注力する政策が輪郭を表わした。非常戒厳と弾劾など混乱が大きかっただけに、国政ビジョンでは「国民が主人である国、ともに幸せな大韓民国」が提示された。国民の意思を日常的に国政に反映して統合を成し遂げ不公正と特権を解消するという趣旨だ。国民の暮らしを良くなるようにする成果中心の実用的国政運営をするという国政原則も明らかにした。
国政企画諮問委員会は5大国政目標も決めたが、「国民がひとつになる政治」を最優先順位に置いた。国政目標実現に向けた123の細部国政課題のうち最優先順位に憲法改正推進が盛り込まれたのは意味深長だ。弾劾された尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の事例で見るように、大統領1人に権限が集中した帝王的大統領制の弊害は深刻だ。このため87年体制を克服するための分権型憲法改正は絶対に必要だ。だが国政企画諮問委員会は「国民主権の憲法精神を具現する新しい憲政体系実現に向け憲法改正を推進する」という抽象的な意志を盛り込んだだけで、具体的な案を提示しておらず物足りなさが大きい。李大統領は大統領選挙当時に大統領4年再任制と決選投票制導入など憲法改正の公約を発表している。早ければ来年の地方選挙、遅くとも2028年の総選挙の際に憲法改正案を国民投票にかけられるよう憲法改正案をまとめるのにスピードを出すことを望む。