【コラム】ワシントンに強力な「コリアベースキャンプ」構築しなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.08.11 17:58
トランプ政権との交渉が日本と同じ15%の相互関税率で確定してひとまず山場は越えた局面だ。しかし日本と台湾のような伝統的な対米外交強国の伝統、能力と資産、そしてその執拗さに比べ不安感を隠すことができないのが韓国の総体的対米外交だ。与党内の混乱で失敗に終わった対米特使団議論が代表的だ。トランプ政権幹部との接触・チャンネルが全くない大統領選挙論功行賞の結果だった。ホワイトハウスが会ってくれる韓国の外交人的資産がほとんどないという憂鬱な傍証であるだけだった。
韓国の対米輸出競争国である台湾と日本は強力な対米友好の伝統を続けてきた。ワシントンの台湾代表部「ツインオークス」は旧中華民国駐米大使官邸だった。一帯では最も雄壮な邸宅だ。米中修交で国交を断絶しても米国はこの官邸を台湾が維持できるようにした。修交した中国に明洞(ミョンドン)の一等地にあった中華民国大使館を譲り渡した韓国とは違った。ツインオークスに招かれて食事をしたことのない米国議員はほとんどいないというのが定説だ。台湾の祝日にツインオークスで米下院外交委員長は「台湾保護が米国の安全保障と経済利益の核心」「台湾を愛している」と話して拍手を浴びた。中国の激しい反発にも台湾を訪れたペロシ下院議長が「台湾を守ろうとする米国の決議は強固だ」と述べた確信も一朝一夕に出てきたものではなかった。中国は台湾に対抗して崔天凱大使を2023年まで8年間在任させてチャンネルを構築した。名前を知らせる前に政権によって交代させられたのは韓国の駐米大使だった。