【中央時評】中国の技術崛起がもたらす影響
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.08.01 15:14
1、2年前まで「ピークチャイナ」という言葉がよく聞かれた。主に西側の保守右派学者、ジャーナリストによって主張されたこうした観点は、中国が体制上の限界だけでなく米国の強力な対中牽制のため米国経済に永遠に追いつけないというものだ。最近はこうした主張が減っている。世界はまた中国を驚きの目で眺めている。特に今年に入ってディープシークが出現し、ファーウェイ(華為)が華麗に再浮上してからだ。しかしこうした状況の背後には、過去10年間、科学技術論文の発表および引用回数、特許出演件数で中国が米国を急速に追い上げ、3年前からは米国を大きく上回っている科学技術崛起がある。
トランプ政権1期目以降の対中国牽制、中国商品に対する高率関税はむしろ中国の技術レベル、製造業の競争力を速いペースで高めた。関税戦争は米国が始めたが、勝者は中国になっているという観戦評が多い。対中国半導体規制、先端技術制裁は中国内の半導体生産拡大、AI、ロボット技術の発展、これを活用した生産工程の革新をもたらした。もう中国は20年前のように低賃金で安い汎用製品ばかりを世界に供給する国ではない。世界太陽光パネル生産能力の80%を占め、価格は10年前より70%引き下げ、新再生可能エネルギーの主導権を握った。電気自動車とバッテリーも世界市場を席巻している。単なる海外ダンピングでなく、AI技術の導入、激しい国内競争による自動化と生産工程効率化、政府の産業生態系支援などによる生産コスト削減効果のおかげだ。ドローンやヒューマノイドなどの分野もすでに中国の天下となった。