李大統領、労働災害を非難した翌日に「背任罪の見直し」…韓国財界「アクセル後にブレーキか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.07.31 08:35
「企業の活力回復」「投資雰囲気の拡大」「画期的な規制改革」――。韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が30日に主宰した非常経済点検TF(タスクフォース)第3回会議で、閣僚たちに指示した内容だ。前日、国務会議で労働災害(労災)による死亡事故を「未必の故意による殺人」にたとえ、企業に警告を発した李氏は、この日は「我々国民主権政府は実用的な市場主義政府だ」と述べ、企業寄りの発言を連発した。
李氏は特に、財界の長年の懸案である背任罪の緩和について見直しを指示した。大統領は「背任罪が濫用され、企業活動を萎縮させている点について制度的改善を模索すべき時だ」とし「信頼違反を理由に、経済的・財政的制裁に加えて、さらに刑事処罰まで加えることが国際的な標準に合っているのか疑問が提起されている」と述べた。与党が進める商法改正案と「黄色い封筒法(労働組合法第2・3条改正案)」の立法に財界が強く反発している中で、李氏が企業への“アメ”を提示した格好だ。財界はこれまで、「経営判断」に基づく決定は免責されるべきだとして、背任罪の見直しを求めてきた。