【社説】韓国の夏のニューノーマルとなった怪物豪雨…根本的対策を考える時
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.07.21 15:33
先週の奇襲的な集中豪雨で昨日(20日)までに17人が死亡、11人が行方不明となった。雨がやんで本格的な捜索作業が始まれば人命被害はさらに増えるとみられる。強い台風が上陸したわけではないが、今回の降水量は記録的な水準だ。17日、光州(クァンジュ)広域市には一日に426.4ミリの雨が降り、都心のあちこちで浸水被害が生じた。1939年の気象観測以降、同地域の過去最高の降水量となった。同日、忠清南道瑞山(ソサン)にも438.8ミリの雨が降った。気象庁は「一日の降水量基準で200年に一度の確率」と伝えた。
先週700ミリを超える雨が降った慶尚南道山清(サンチョン)は数カ所で土砂崩れが発生し、19日に全郡民に避難令が出された。地方自治体が豪雨を理由に全地域を対象に避難を勧告したのは初めてだ。昨日は加平(カピョン)など京畿(キョンギ)北部地域にも100ミリを超える雨が降り、人命被害までが発生した。気象庁は今月初め、「南部地方は1日に停滞前線の影響から抜け出し、梅雨明けした」と説明したが、その後に記録的な豪雨に見舞われた。もう極限豪雨は日常化(ニューノーマル)した。専門家らは「一定の地域帯に豪雨が集中し、気候危機による海水温度の上昇でこうした現象が日常的に発生する可能性がある」と警告している。