【社説】9年間の司法リスクから抜け出したサムスン、再飛躍の契機に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.07.18 15:04
大法院(最高裁)が昨日、サムスン物産・第一毛織合併およびサムスンバイオ会計処理に関する李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長の上告審で原審無罪判決を確定した。今回の事件で起訴されてから5年ぶりだ。これで李会長は2016年の国政壟断事件以来9年間続いた「司法の足かせ」から完全に解放されることになった。
今回の事件は罪より人を標的とする韓国式特殊捜査の問題点を赤裸々に表した。検察の捜査・起訴の責任者だった当時の李卜鉉(イ・ボクヒョン)ソウル中央地検部長検事(元金融監督院長)はサムスングループ系列会社を含む53カ所を家宅捜索し、役職員など約300人を調査した。当時は尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領は検察総長であり、韓東勲(ハン・ドンフン)元法務部長官もソウル中央地検第3次長検事として指揮ラインにいた。2020年に外部の専門家が参加した検察捜査審議委員会が不起訴を勧告したが、検察は19件もの容疑を付けて起訴を強行した。1、2審で容疑すべてに無罪が言い渡されると、検察は反省して上告を放棄するべきだという世論が形成されたが、検察は機械的上告を選択し、最終審まで完敗した。