「対米輸出-35%」の中国、ASEAN・EUを攻略して全体の輸出を拡大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.07.16 06:56
トランプ発の関税が世界の貿易秩序を揺るがしている。中国の5月の対米輸出は過去30年で最大の減少幅を記録したが、米国の空白をASEANや欧州諸国が埋め、全体の輸出はかえって増加した。高率の相互関税を通告された他のアジア諸国も、トランプ政権との交渉を進めつつ、サプライチェーンの再編と代替市場の確保に拍車をかけている。
15日、中央日報が韓国貿易協会と共同で中国の税関総署の輸出入統計を分析した結果、中国の5月の対米輸出は前年同月比34.5%急減の288億ドルにとどまった。関連統計が確認可能な1998年以降、5月としては最大の減少率だ。世界金融危機直後の2009年5月(-21.3%)よりも大きな減少であり、今年1月にドナルド・トランプ米大統領が就任して以来、中国を狙い撃ちにした関税政策の攻撃を受けたとみられる。米中両国は5月にジュネーブ合意を通じて超高率関税(145%)を大幅に引き下げたが、依然として30%の追加関税が課されている。