韓国サービス産業の労働生産性、20年間「製造業の40%」止まり
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.07.04 13:42
韓国国内のサービス産業の生産性が新型コロナ事態以降さらに悪化していることが分かった。製造業中心国の日本やドイツと比較しても特にサービス部門の生産性は低い。
韓国銀行(韓銀)の報告書「サービス産業の生産性評価および政策的な対応方向」によると、情報通信業・卸小売業など国内民間サービス産業の1人あたりの労働生産性は昨年基準で製造業の39.7%にすぎない。2005年から20年間、製造業生産性の40%水準にとどまっている。量的には昨年基準で名目国内総生産(GDP)の44%、就業者数の65%を占めるほど増えたが、質的な面が伴っていないということだ。