「中国の産地偽装」阻止したベトナム、韓国関税交渉の参考に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.07.04 06:54
米国とベトナムが相互関税施行を控えて電撃合意に達した。関税率を46%から20%に大幅に引き下げる代わりに、中国など第3国の迂回輸出を防ぐための積み替え品に対する関税40%を適用することにした。反面、日本との交渉は「甘やかされている(spoiled)」というドナルド・トランプ米大統領の強力な批判とともに霧の中にある。専門家らは、ベトナムと日本の事例を分析し、韓国も交渉戦略を立てなければならないと強調した。
トランプ大統領は2日(現地時間)、ベトナムと貿易合意に達したと発表した。これを受け、ベトナムは対米関税を0%に引き下げ、市場を全面開放し、米国はベトナムに対する相互関税率を46%から20%に引き下げることにした。米国産航空機製品の購入、農産物市場の開放、そして知的財産権の執行強化など、非関税障壁の解消案も含まれているという。