トランプ相互関税発効を前に…自動車と鉄鋼の輸出減少が現実に=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.07.03 07:54
トランプ米大統領が予告した相互関税猶予期間が満了する7月8日を控え、自動車、鉄鋼、家電業界の緊張が大きくなっている。米国は現在、自動車と部品に25%、鉄鋼と家電製品に50%の関税を課しているが、それにともなう輸出減少が現実に現れているからだ。
韓国関税庁の貿易統計によると、5月の自動車の対米輸出額は25億1205万ドルで昨年5月の34億4902万ドルより27.2%減った。昨年の輸出額基準対米輸出品目1位の自動車の輸出減少が目立った。同じ期間に自動車部品輸出額も5億3582万ドルから5億1742万ドルに3.4%減少した。米国は自動車には4月3日、自動車部品には5月3日から関税を施行している。