【社説】韓国で64年ぶり文民国防長官指名、期待と憂慮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.24 16:20
李在明(イ・ジェミョン)大統領が昨日、11部処の長官候補者を指名した。就任当日の4日に金民錫(キム・ミンソク)首相候補者と李鍾奭(イ・ジョンソク)国家情報院長候補を指名してから19日ぶりだ。人事聴聞会を通過する場合、国務会議構成の最小要件(11人)を新しい人物で満たすことになり、新政権の国政運営に弾みがつくとみられる。
指名者のうち目を引くのは5選国会議員の安圭佰(アン・ギュベク)国防長官候補者だ。姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長は「64年ぶりの文民国防長官として、戒厳に動員された軍の変化を責任を持って導いていく」と指名の背景を紹介した。李大統領は特殊戦司令部など軍の精鋭部隊が12・3戒厳に動員されたのをきっかけに文民国防長官任命を選挙公約で提示した。