【コラム】力の論理を前に出す「トランプ2.0」時代、イランだけの問題でない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.24 15:07
13日に勃発したイラン・イスラエル戦争に米国が参戦した。米国は21日、B-2ステルス爆撃機と潜水艦を利用してイランのフォルドゥ・ナタンズ・イスファハンの核施設を精密打撃した。特に地下80-90メートルに位置するフォルド核施設は地下60メートルを貫通するバンカーバスター12発を投下して破壊した。緊急記者会見でトランプ米大統領はイラン核施設を破壊するのに成功したと自画自賛した。イランが反撃する場合は懲らしめるとし、もう平和を選択しなければならないと圧力を加えた。
イランは米国がイスラエルを支援して戦争に参入すれば中東内の米軍基地を攻撃すると対抗した。しかし米国はそのような口実を与えないため域内の基地を使用せず、イランの報復選択の立場を大きく弱めた。ただ、イラクの親イラン武装組織が米軍基地を攻撃する可能性は高い。