<韓日修交60周年-専門家診断③>韓日が「不完全」な65年体制を認め、過去の葛藤を緩和・管理するべき
中央SUNDAY/中央日報日本語版2025.06.21 13:39
李在明(イ・ジェミョン)大統領は「国益中心の実用外交」を標ぼうしながら、対日外交でも「ツートラック」接近基調を前面に出している。すなわち歴史・領土問題に原則的に対応するものの、経済・文化など他の分野では未来志向的に日本と協力するという立場だ。実際、ツートラック接近法は歴代政府も進めたが、結局、大統領任期末まで一貫性を持って実践できるかが問題だった。歴代政権発足初期の韓日関係に対する楽観的な期待が過去問題、独島(ドクト、日本名・竹島)問題で結局衝突して関係悪化につながった事例を振り返ると、李在明政府の初期も韓日関係に対する過度な楽観は警戒しなければならない。
1965年に締結された日韓基本条約に代表される韓日国交正常化(いわゆる「65年体制」)は、未解決の過去の問題を保留したまま韓日修交を優先視した「不完全」な65年体制だった。今後、韓日の過去の問題は「不完全」な65年体制に起因する韓日葛藤と共に、異なる2つの次元の「歴史戦争」という、より複雑な形態に展開するおそれがある。