【時論】韓国国防改革、まずは初級幹部の処遇改善を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.19 15:08
李在明(イ・ジェミョン)政権の前には葛藤と分裂を乗り越えて国民統合を実現し、民主主義の価値を立て直す国政懸案が山積している。国家安全保障の最後の砦である軍隊もその一つだ。新政権は強力な国防改革で任務に専念する軍をつくると公約した。国防改革をするには軍の骨格であり要となる初級幹部を強化する必要がある。
氷山の一角という声が出ている。目に見える危機より見えない危機がさらに深刻だ。現在、韓国軍で「水面下の氷山」は初級幹部だ。初級幹部は任官5年未満の将校と副士官をいう。軍幹部全体の40%を占める。