【社説】修交60周年控えて手を握った韓日首脳、これから未来へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.19 11:23
先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開催されたカナダを訪問した李在明(イ・ジェミョン)大統領が昨日(現地時間17日)、石破茂首相と韓日首脳会談を行った。多国間外交の舞台を借りたとはいえ、李大統領の就任からわずか14日後に両首脳が会い、両国間の協力の意志を共有したのは幸いだ。
多国間首脳会議の特性上、会談時間は30分ほどにすぎなかったが、韓日首脳が初めての会って未来志向的な両国関係の座標設定で一致したのは成果といえる。両首脳は北朝鮮問題を含むさまざまな地政学的危機に対応していくため、韓米日の連携を維持・発展させ、両国の協力を拡大することにした。また両首脳が随時相互訪問・交流する「シャトル外交」の意志を再確認し、このために議論を進展させることにした。李大統領は「(韓日は)前庭を共に使用する隣家のように切り離せない関係」とし「補完的な関係にある韓国と日本が多くの部分で協力すればお互い役に立つ」と強調した。理念から抜け出して自身が掲げた実用外交を積極的に推進するという意志がみられる。