韓国「20兆ウォン+α」の追加補正予算迫る…全国民ではなく「選別・差等」支給が有力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.16 08:37
「20兆ウォン+α」と予想される第2次追加補正予算の使い方をめぐり大統領室が与党「共に民主党」が主張してきた「普遍・定額支給」方式の代わりに「選別・差等支給」方式を有力に検討していることが確認された。企画財政部など関係官庁の追加補正予算案編成作業は大詰めを迎えている。
大統領室関係者は15日、「特に厳しい地域や社会的弱者を優先して支援しようという意見が政策室を中心に出ている。ただ李在明(イ・ジェミョン)大統領の最終決定はまだ下されていない状態」と話した。当初民主党は地域に関係なく一般国民は1人当たり25万ウォン、社会的弱者は1人当たり35万ウォンの「消費クーポン」を定額・一括支給する案を2月から推進してきた。しかし李大統領が9日の非常経済点検タスクフォース会議で「社会的弱者、小商工人などの支援を優先すべき」として与党内の気流が変化した。