量子コンピューティングに20年かかると発言したジェンスン・フアンCEO「数年以内に実用化」 内心を分析
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.13 15:32
量子コンピューティングが「ジェンスン・フアン効果」でまた視線を集めている。数カ月前に「量子コンピューティングが商用化されるには20年以上かかる」と発言して関連株価の暴落を招いたエヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が今回、180度異なる発言をしたからだ。高性能コンピューティング(HPC)市場を先導するエヌビディアが次世代人工知能(AI)インフラ市場まで先に獲得するための戦略的な動きという分析が出ている。
ファンCEOは11日(現地時間)、仏パリで開催されたエヌビディア開発者カンファレンス(GTC)の基調演説で「量子コンピューティングが変曲点(inflection point)に達している」と主張した。ファンCEOは「もうAIインフラはすべての国と社会が必ず備えるべき必須の存在になった」とし「興味深い問題を解決する領域で量子コンピューターを実際に適用できる時点も数年以内に近づいている」と述べた。