韓国空軍、今度は滑走路進入を誤って非常脱出…操縦士の「過失」続く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.13 13:53
1/2
5日午前2時に空軍忠州(チュンジュ)基地を離陸したKF-16編隊が約9時間の飛行で米国現地時間4日18時にアラスカ州アイルソン基地に着陸し、地上滑走している。 空軍
11日の米アラスカ多国籍空中連合訓練(レッドフラッグ)中に発生した空軍機KF-16の事故は、滑走路でないところから離陸を試みた操縦士の過失のために発生したことが分かった。3機で構成された編組がすべて滑走路を誤ったが、操縦士の誰も錯誤を認知できなかったということだ。3月のKF-16の民家誤爆をはじめ、約3カ月間に確認された空軍の3回目の事故だ。軍の紀律弛緩と無関係でないという批判が出ている。
12日の空軍によると、事故が発生したのは3機のうち2番機。事故機の操縦士は前日(11日)午前9時2分(日本時間)空中戦術(Air Combat Tactics)のために離陸を試みたが、誘導路(駐機場にある航空機が離陸のために滑走路に移動する際に利用する道路)を滑走して機体を破損させ、非常脱出した。空軍関係者は「米空軍管制塔が1番機が誘導路から離陸するのを見て、2番機に離陸取り消しを指示したが、2番機は停止距離が不足して航空機をまともに停止させることができなかった」と説明した。