ミュージカルもクラシックも全世界が「韓国公演会場」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.11 13:22
◇韓国の劇場メッカ、大学路(テハンノ)小劇場で始まった韓国創作ミュージカル『メイビー、ハッピーエンディング』が「公演界のアカデミー賞」と呼ばれるトニー賞で作品賞をはじめ6冠に輝いた。「韓流元祖」であるK-POPや映画、ドラマに続き、相対的に肩身の狭かった公演や美術、文学などまで世界の舞台で認められ、Kカルチャーはグローバルステージの次なる段階へさらに飛躍しようとしている。その現況と課題を点検するシリーズを3回にわたって連載する。
韓国ミュージカルとしては初めてトニー賞作品賞など6部門を受賞した『メイビー、ハッピーエンディング』は開発段階からグローバル進出を念頭に置いた適切な支援を滋養分として、ミュージカルの本場で花を咲かせた事例だ。この作品は2014年「友蘭(ウラン)文化財団」の支援事業を通じて芽吹き始めた。コンテンツ開発プログラムである「SEEYA STUDIO」に脚本家のパク・チョンヒュ氏、作曲家のウィル・アロンソン氏のコンビが選ばれ、財団は2人と疎通を続けながら密着支援した。